カレイドフォレストが考える、deep森林浴
カレイドフォレストが考える、deep森林浴
Q:森林浴と森林セラピー®の違いは何ですか?
A:森林浴の定義は広く様々な見解がありますが、森に入ってその空間にいると森林浴をしていると言えます。
そういう意味では、森に入れば誰でも森林浴ができます。
そう、海に入れば海水浴、太陽を浴びれば日光浴、森に入れば森林浴なのです。
“森林セラピー®は、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことです。森を楽しみながらこころと身体の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指します。
森には、わたしたちを癒し、健康に導く力があることが実証されています。
森林セラピーは、ハイキングでも、登山でもありません。
健康のために森に入る、新しい森の楽しみ方です”
森林セラピー®
(NPO法人)森林セラピーソサエティが条件を満たして基地で、認定されたガイドが行う森林浴のことを指します。目的としては、自然の中に身を置いてリラックスし、心身のバランスを整えていきます。認定された森林セラピーガイドは、安全に自然の中を案内することができ、上級資格である森林セラピストはクライアントに応じてプログラムを作成することができる資格です。
(森林セラピーソサエティHPより)
Q:森を歩くのも森林浴ですよね?カレイドフォレストのdeep森林浴は何が違うんですか?特徴やアプローチを教えてください。
A: カレイドフォレスト所属の森林セラピーガイドは事前に案内する場所を徹底的に下見して、心理的・物理的安全性が守られる環境を確保しながら、参加する方々に合ったプログラムをデザインしていきます。ですので、みなさまは森の中で心と身体のみならず、普段フル回転している脳も休めることができ、リラックスする時間を過ごすことができます。カレイドフォレストのdeep森林浴™を体験していただきますと、その違いを理解していただけるものと自負しております。
A: カレイドフォレストでは、「森林浴」という広い定義の中で、「森林セラピー®」という手法を取り入れてプログラムを展開しています。手法が確立されていない「森林浴」に対して、医学的手法が確立した現代版の森林浴が「森林セラピー®」です。米国のANFTや日本の森林セラピーソサエティの森林セラピーガイドの資格を持つ弊社のスタッフは、科学的に基づいた知識や、自然を人間が感じることができる「有効なアプローチ方法」や感覚や五感をより開きやすくするための「問いかけ」や「アプローチ」を最大限引き出す方法習得しています。それをベースにしたのがdeep森林浴™プログラムです。
A: 日本で森林セラピー®を実施するには、基本的に林野庁に定められた「森林セラピー基地」である必要がありますが、屋久島には多様性豊かな生林が広がる森が残っており、人工的に基地を作らなくても屋久島の森での時間は特別に感じる人が多いように思います。また、世界で初めて森林医学の研究が1990年代初めに行われましたが、その研究サイトとなったのが屋久島であり、森林医学の研究の先駆けになったことでも屋久島は今でも特別視されていると言えます。
Q:deep森林浴™プログラムの効果について検証されていますか?またどのように測っていますか?
A:カレイドフォレストでは、プログラム前後にすべての参加者対象にアセスメントを行い、参加者の変化やプログラム効果を質的に検証しています。また、必要に応じてdeep森林浴™では、プログラム参加前後に研究機関などが実施している心理テスト(POMS)というものを行り、参加者の変化を見ることがあります。また、メディカルアドバイザーである杉下智彦医師(屋久島尾之間診療所院長)により医療面のサポートやリトリートなどの監修もしていただいています。