2024.7.31
ふらっと屋久島ローカル体験!の③島の暮らし体験プログラム
東京からお越しの2家族が参加しました。
リクエストいただいたかからん団子作りをしました。
ヨモギは春に採取しますのでお団子のタネは作って用意しています。
今回は、お団子を包む葉っぱの採取したり葉っぱに挟んで蒸す体験をしました。
↑お団子を丸めて挟む作業
③島の暮らし体験プログラムの特徴は、島の生活の中に入ってもらうこと!
お客様としてではなく、台所に入ってみんなで一緒に準備をします。
↑お料理作りにチャレンジ!!
何でも手に入る、という訳にはいかない離島の暮らし。
自然の中にあるものを活用して、毎日の生活に取り入れています。
自然の中にはスーパーでは手に入らないものも沢山ありますが、安定供給でもなく常にそこにあるものでもありません。
使いたい葉っぱなどは採り過ぎない、必要な分をいただきます。
↑かからん団子に欠かせないサルトリイバラの葉
共存していくことの大切さを考えさせられます。
屋久島の昔ながらの家は限られた材で工夫して作られています。
家の建具や天井板が地杉や屋久杉だったり、住んでいる場所にある材で作られていることが分かります。
↑再利用されて天井板になったそう。家が建てられた当時のお話も聞くことができました
お皿やテーブルも同じです。
飲んでいるお水は近くの川が水源で、島の魚はすぐ目の前にある海で泳いでいる。
生活排水は外に流れていくので、流れたものが巡って自分の口に入ってくるんだよなぁと意識するようになります。
↑屋久島産のにんにくとスモモジュース。地産地消です
生活と自然との繋がりは切り離せないものである。
それに気が付くきっかけが屋久島にはたくさんあります。
お料理を作るだけではない、その先を感じてもらえるプログラムを目指しています。
↑みんなで作業を分担します
↑出来立てのお団子の味は格別です
学校の夏休みの宿題にお団子作りがあり、作り方を教えてもらいながらレポートを作っていました。
これで宿題もバッチリですね。
ご参加ありがとうございました。
※かからん団子、ストックありと連絡がありました。
あと数回はかからん団子体験が受け付け可能です!
ご興味ある方はお早めにどうぞ
スタッフ:宮崎