【森に雨のかみさまが降ってきた】Rain magic in the forest
この日は3人の方をお連れして森に入りました。
雨が朝まで降っていたこともあり、森に入ると緑が眩しく映えるだけでなく、いろんな生きものの動きを感じました。
みなさん五感が開くとそれがより鮮明に感じられたようですし、一人より3人いればよりいろんな森の感じ方を共有することができるのが素敵ですね。
セラピー弁当を食べ始めたころから、スコールのような雨が降り始めました。
そして、その雨もやみ、すき間から太陽の光が差してくると、大地の熱気が浮かびあがってきました。
まさしく森に雨のかみさまが舞い降りてきた、そんな美しい光景を見せてくれました。ありがとうございます!
ご参加いただいた方から素敵な紹介いただいたので、そのまま共有させていただきます。
まきこさんは「森がセラピストで、わたしは安心安全のガイドなだけだよ」というスタンスで案内してくれるので、人が介入してガイドをしても、目の前の出来事から何をお持ち帰りするのかは人それぞれ。
その時その時の自分が反映される。世界と自分の対話にゆるやかに集中できる。これも納得。
屋久島に来て以来、山に登ったり川に入ったりして自然の中にいると瞑想してる感覚になるもん人間は本来、自然界と同じようにゆらいだり不均一なリズムを持っているけれど、私たちは社会性を保つ為に「時間」のリズムに合わせて合理的に規則正しい何かに縛られがちです。
そんなリズムから、太陽や月のような自然のリズムを思い出すために、まきこさんのガイドの元岩のエネルギーと一緒に呼吸したり目を閉じて深く深呼吸をして「今この瞬間が新しく生まれた瞬間ならば」という体で瞳を開いてみたり参加した方々と一列になり、目を閉じてまきこさんの声を頼りに森の中を歩いてみたり(手や足裏、音への感覚が研ぎ澄まされます)その他さまざまなアプローチの元(ぜひ実際に参加して味わってほしい)普段の思考や行動パターンから切り替えて、自分と森の世界との対話をいろいろと試しました。
わたし個人的には「生まれ変わった気持ちで瞳を開く瞬間」がとても好きだった!(というか全部好きww)
今回の人生で感じた・考えた、いろんな定義や概念は横に置いて、ただただまっさらな気持ちで瞳を開けたあの感覚。目の前に広がった木々や光や音。なんとも言えず、とても感動‥‥。
まきこさんがガイドをする中で作っているのは「リミナルライン」と言って「日常と非日常の間」社会性を持つ人間として生きる感覚と、自然のリズムにゆだねて自分をときほぐす感覚の間に、わたしは立っていました。
「森の中に今なにがある?」という質問に対して参加者の1人が「生きるもの死にゆくもの来るもの去るもの全てがここにいる」と言っていて、自然の中はただただ「存在」していることそのものを受け取りやすい。
最後はまきこさんが用意してくれたお茶セットで締めの時間。その場にある落ち葉や折れた木をテーブルに並べて小さなお茶会に
森林セラピーってちょっとシータヒーリングの感覚と似ているなと思いその概念をお伝えしたらまきこさんはシータヒーリングを知っていたわけではないけれど、多分もう感覚と経験で目に見えない世界を味わう方法をご存知の方な気がしました抗えない自然の側にいると、人の感覚はどんどん開いて大きな何かの中で生きている体感が増す。
屋久島で暮らす人はそれぞれに日々の生活の中でそこに気づいていく方が多いのではないかな。
まきこさんの森林セラピー、ぜひ必要な方に触れてもらいたいきっと参加したその日その時の自分によって、森から何を受け取るのかは全く違って、世界の楽しみ方がまた広がるだろうから
(30代女性)