他の森林セラピーとはまったく違う森との境界線が溶けていく10屋久島は森のインパクトが強いので、入った瞬間からすぐ深い次元に入ることができます。そこに真絹子さんの誘導があるとさらに森と一体化しやすい。誰もが日常生活で五感をフルに使えているわけではないので、森に入って感覚をひらくには、ガイドの声かけや言葉使い、距離感などがとても大切です。真絹子さんのリトリートでは、森との境界線がとけていくような感覚を、細胞レベルで感じることができます。それは彼女自身が森と一体化しているから。参加者も安心して身を委ねられるのだと思います。ふだん私はメンタルヘルスの分野でカウンセリングをしていますが、室内で行うのに比てきべて、森に入ったときの効果を覿に感じます。森にはそれだけの力がある。真絹子さんはそこに人を導くことのできる貴重なガイドさんです。春日未歩子さん「一般社団法人森とこころの研究所」代表。精神保健福祉士。精神科医療機関で9年間、その後EAP機関で16年間、企業や自治体のメンタルヘルス対策に取り組む。めん面真絹子さんと初めてリトリートを企画したのは、宿のお客さんを対象にしたヨガプログラムの一環でした。真絹子さんのプログラムを間近で見て思ったのは、他の森林セラピーとはまったく違うなということでした。「目を閉じて」とか「風を感じて」など、やっていることは、それほど違わないと思うんです。でも何というのかな。導く側の心の状態が違うのではないかなと。真絹子さん自身が森に入って「ああ幸せだなぁ、今日の霧の森すごくいいな」って心から思っているので、第三者にも伝わるんですね。それはお客さんの反応を見ていたら一番わかります。屋久島で心身ともにリフレッシュしたい、人生を見つめ直したいと思っている人たちにぜひ体験してみてほしいです。都築岳人さん民宿「nicoichi」店主。屋久島コンシェルジュ。千葉県出身で2010年に屋久島へ移住。「民宿=泊まる所」の型に捉われず人と人をつなぐ取組みをしている。推薦コメント
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